『ナーシングホーム』および『ナーシング住宅』の介護事業提案
1.介護事業性
訪問介護、訪問看護、デイサービスなどの在宅向け介護サービス事業。有料老人ホームなどの介護施設系と、比較的、新規参入が安易な介護事業ですが、それぞれに資金面、人員面、収益面で違いこそありますが、介護事業は安定事業として考えられます。特にコロナ禍において介護施設系は超安定介護事業であると考えられます。
またその事業性を考えた場合かつ収益面(収支)だけに特化した場合、高収益性のあるのは介護施設系であり、取り分け訪問看護事業と並行した場合、顕著に高収益が望めます。
最近、耳慣れた「ナーシングホーム」は、その最たるものとして確立化しています。
2.訪問看護に着目した介護事業性
『ナーシングホーム』と『ナーシング住宅』(新システム提案)は、これからの介護事業の中でも高収益性があります。
その理由として、
- 大きな入居施設が不要であること。
- 人員配置(人件費)が比較的少数で可能であること。
- 利用者(入居者)が、重度要介護者および難病、特定疾患者に特化することで収益率がアップ。
- 介護保険報酬と医療保険報酬のダブル収入で超安定。
- 行き場のない難病患者(要介護認定者)等に特化することで安定的入居者確保が可能(安定の入居率)。但し、看取りを推奨し最後は入居施設で迎えるように誘導することで、最期まで保険収入が見込まれる。
3.ナーシングホームとは?
難病、特定疾患者(要介護認定者)などに特化して、住宅型有料老人ホームなどに入居を誘致します。その際に、訪問ヘルパー事業所、訪問看護事業所を並行し開設し、介護保険と医療保険報酬の両面を効率よく獲得する介護施設です。10~20名ほどを入居でも十分に採算はもちろん高収入に繋がる施設です。
≪メリット≫
・重度要介護者、難病、特定疾患者にある程度特化することで他の施設との差別化を図ることができる。(競合の回避)
・上記にて、入居促進が図れる。
・高収益(介護保険以外にも医療保険報酬も見込める)
※介護保険は要介護認定度により利用限度額があるが、医療保険は基本、出来高であることから限度の幅が少ない。
≪リスク≫
・スタッフ(ヘルパー・看護師等)の人員確保。
・建物等の賃貸オーナーが、最近は多くない。また、新規参入者に厳しい銀行対応。
※事業参入に可能性が高い=土地建物(自己所有)+新規参入事業者であること。
・入居者を1ヶ所に集中させるためにボーダーラインまで多少時間を要する。

≪収益性≫
(想定例)
20名規模(入居率90%、18名)、平均要介護度4、
月間70%の利用率(介護保険報酬 215,000円・医療保険報 50,000円・難病250,000円/1人単価)
(収入) 入居費用、介護保険および医療保険報酬=およそ9,000,000円
(支出) 家賃、光熱水費、人件費等=6,000,000円
(収支) +3,000,000円
※入居者数ボーダー 16名(満室になった場合の収支+100万円増)
※運転資金等の融資返済額は未計上
※土地建物等、賃貸でない場合は家賃分が減額になり、その差額が収益増
4.ナーシング住宅とは?(弊社新システム)
基本的にアパート、マンションの空き家利用=訪問看護事業(+訪問ヘルパー(業務委託)でナーシングホームと同様に近いサービスを提供する。但し、基本ベースは訪問看護を主体とする。
また、アパートの空き家を弊社が賃貸契約(又貸し)し、入居者の身元保証を兼ねる方法も可能となり、アパートオーナー(仲介管理会社)=難病患者等=弊社の三者間がWinWin!になります。
≪メリット≫
・重度要介護者、難病、特定疾患者にある程度特化することで他の施設との差別化を図れ、入居促進が図れる。
・アパートなどの空室活用のため、事業者も利用者も負担軽減が可能。
・高収益(介護保険以外にも医療保険報酬も見込める)
※介護保険は要介護認定度により利用限度額があるが、医療保険は基本、出来高であることから限度の幅が少ない。
・老人ホームのように、常駐時間が長くないためスタッフ(ヘルパー・看護師等)の人員確保が比較的安易。
・入居者を1ヶ所に集中させないため経営円滑ボーダーラインまで時間を要しない。
≪リスク≫
・空室の確保。
・業務委託先介護ヘルパー事業所の確保。
・他の住宅への移動時間、滞在時間等の調整。

(想定例)
アパート1ヶ所当たり5名規模、平均要介護度4、
医療保険報(難病等400,000円/1人単価)
(収入) 医療保険報酬=およそ2,000,000円
(支出) 人件費等=1,300,000円
(収支) +700,000円
≪メリット≫
・看護師等の人員確保が比較的安易。
・介護スタッフは業務委託で配置のため、人員確保不要。…報酬は介護報酬の依頼。
・家賃等は個人賃貸になるため費用不要なため賃料リスクがない。
5.ターゲット(対象)
難病等に特化するため、主に病院との連携を強化する必要があります。
病院での入院期間は短縮化、逆に短期退院をさせ病床回転率をアップさせないと経営的に難しくなります。その他、寝たきり患者が慢性化していることも入院の長期化を促進している要因です。
⇒病院は入院の短期化、寝たきり患者の慢性化は収益を圧迫。⇒経営難、圧迫。
⇒早期退院、回転率アップさせるには、在宅への復帰もしくは医療提供できる場所の
確保(重度の受入れ介護施設は多くない)したい。
⇒利害が一致(病院とナーシング)
6.新規参入者への安心のノウハウ提供
『ナーシングホーム』
◆コンサルティング・・・コンサルティング料金(開設準備)+全月額介護報酬 5%
(内容)
・建築相談
・各種関係官庁書類、手続き
住宅型有料老人ホーム開設手続き
訪問看護事業所開設申請
訪問介護事業所開設申請
消防関係
メンテナンス関係アドバイス
必要備品購入斡旋等々
・求人活動
・宣伝、営業活動
・運営ノウハウおよび各種運営マニュアル提供、指導、研修
※一定期間、スーパーバイザー派遣
『ナーシング住宅』
◆コンサルティング・・・コンサルティング料金(開設準備)+全月額報酬の10%
(内容)
・空き家紹介および仲介(弊社が借り受けることもある。)
・各種関係官庁書類、手続き
住宅型有料老人ホーム開設手続き
訪問看護事業所開設申請
訪問介護事業所開設申請
消防関係
メンテナンス関係アドバイス
必要備品購入斡旋等々
・求人活動
・宣伝、営業活動
・運営ノウハウおよび各種運営マニュアル提供、指導、研修
※適時、スーパーバイザー派遣